2019.03.19
イメージの力
七田式ではレッスンの中で、イメージトレーニングを行っています。
なぜそのようなトレーニングを行うのかというと、イメージには、
創造性を豊かにする力と、イメージを表現する力があるからです。
日頃のイメージトレーニングが、その力を大きく育て、開花させてくれるのです。
現代では「イメージトレーニング」は、スポーツ界や音楽界をはじめ、様々な分野で、
重要なトレーニング方法の一つとなっています。
お子様の成果を挙げるイメージの力を、お子様に身につけてあげたいという保護者様は、
多いのではないのでしょうか?
しかし、その一方で「イメージはよくわからないし、なんだか難しそう」と
考えてしまいがちではないでしょうか。
しかし、イメージとはそれほど難しいことではありません。
イメージは簡単に伝えると、「プラス思考をする」ということなのです。
プラス思考を意識することはできても、理想の姿やイメージまでは描けない、
という方もいらっしゃるかもしれません。
理想のイメージが描けないときは、モデルとなる人物の写真や映像などを見ながら、
繰り返しイメージすることがとても大切なのです。
保護者様にくれぐれもご注意願いたいのは、日常のお子様に対する言葉かけの内容です。
保護者様からかけられる言葉で、お子様は自分がどのように思われているか、
というセルフイメージを形成します。
お子様には多くのプラスの言葉をかけてあげることが、何よりも大切なのです。
そのように接していくと、お子様が困難に直面した時の支えとなる、
「自分は乗り越えられる」という自信が育つのです。
イメージトレーニングをすることで、お子様の独創的な発想を生むこともあります。
そうすることで、自らの創造力を活かし、様々な分野で才能を発揮することが
できるようになるのです。
さらに、イメージの力を活用し、お子様の自己実現への近道を築くということがあります。
イメージにはイメージしたことが、その通りに実現するという原理が働いています。
右脳は、イメージで想像したことと、実際に体験したことを区別せず、
同じ経験として捉えることができるのです。
今後、イメージしたことを実現させるにあたり、注意しなければいけないことは、
いくらイメージの力を使っても、自己中心的な願いはかなわないということなのです。
イメージをつかさどる右脳は、「愛・平和・協調」です。
温かな気持ちで満たされている時に初めて、右脳の力が発揮されるのです。
自分自身の力や能力を伸ばすため、また、よい人間関係を築くために活用できるよう、
ご家族でプラス思考で取り組んでいただけたらと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。