2017.08.22
手を使う遊び
手先を鍛えて人間力を高める②
自分の手を徐々に
思い通りに操れるように
なった赤ちゃんは、
「つかむ」という動作から、
手に持った物を
「放す」「振る」「投げる」、
もう一方の手に「持ち替える」、
小さなものを「つまむ」、
指先でボタンを「押す」、
ふたを「回す」など、
その動きの幅を広げていきます。
よくする遊びでは、
ティッシュを引き出すや
ゴミ箱をひっくり返す、
中身を放り投げるなどがあります。
こういった行動に、思わず
ため息が出てしまうこともありますが、
これは【童わざ】といって、
悪気やお母様を困らせてやろうという
意図があってやっているものでは
ありません。
成長過程における「実験」の一つであり、
知能の発達の表れなのです。
ですから、ケガをしてしまう恐れが
ある行動以外は、
赤ちゃんが自分で考え、
実験をしているところなのだと理解し、
見守ってあげましょう。