2022.10.30
文字読みが簡単にできるようになる方法
今日は文字読みが楽に読めるための方法をお伝えいたします。
言葉はまず「音」として生まれ、その後、「文字」として表現されるようになりました。
お子様に言葉を習得させるときも、同じように、まずは音として吸収させてから、
文字を学ぶようにさせてください。
絵本であればなんども読み、覚えてしまうくらいになってから、
言葉の音と文字を対応させていくことが大切です。
音から学ぶメリットにはどのようなものがあるかというと、
事前に言葉を入力しておくことで、書かれた文字を見た時に、
言葉をまとまりにして、把握できることになります。
単語が音として記憶されているので、文章を読む際。文字のかたまりや、
文章の切れ目がわかるのです。
聞いたことのない言葉は、ひらがな一つを拾うように読んで理解しようとしますが、
聞いたことのある言葉であれば、一つのかたまりとして素早く
認識することができるのです。
例えば、絵本を読むとき、「りんご」という言葉が出てきたとします。
事前にその絵本を何度も読んでもらっていたお子様は、
「りんご」という文字を見た時「あ、これは りんごだ」と
一目で認識することができるのです。
しかし、その絵本に初めて触れるお子様は、「り・ん・ご」だと
一つひとつの平仮名を読み、それを統合し、初めて3つの文字が「りんご」
という一つのものを表現しているのだとわかるのです。
私たち大人が考える以上に、お子様は読み聞かせから語彙を獲得しています。
耳で聞き知っている単語が多いほど、
自分が読むときにスムーズに読むことができるのです。
文章がスムーズに読めるようにしてあげることは、
勉強の意欲向上にもつながるものです。
何か自分が興味のあることがあり、それについてもっと知りたい
と思ったときにどんな分野であっても、文章を読むことは避けられないでしょう。
そのとき、文字を読むことがストレスだったら、学びたい意欲はあるのに、
勉強することが苦痛になってしまいます。
あるいは意欲さえなくなってしまうかもしれません。
そのようにならないためにも、文字を読むことを好きになる、
少なくとも苦労なく読めるようにしてあげたいものです。
早いうちから文字を習得させると、文字を読めることが嬉しくて、
楽しくて、自分から読むようになります。
そうすることで、自然と意欲的になるものです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。