2022.08.23
子どもに選択の自由を与えましょう!1⃣
子どもの自由な意思を尊重すること、
自分の思いを表現させること、
とても大切なことです。
本日は、子どもの自主性を伸ばしていくために、
子どもに選択をさせるということについてです。
「明日は何を着ようかな?」
子どもの洋服選び、誰が決めているでしょうか。
大好きなキャラクターのTシャツにフリルがついたスカート・・・
こんな時お子さんの頭の中はわくわくでいっぱいです。
そんな時、「明日は雨だからこれね!」
と決められてしまったらどうでしょうか。
お母さまにしてみれば明日は雨だから、
汚れても良い服の方にてしておきたい。
まして雨に濡れて、それがもとで風邪でもひいたら大変。
だからこれを着て!
と決めてしまったとしたらどうでしょうか。
ここで子どもの将来をイメージしてみましょう。
25歳になったお子さんが、
「お母さん、今日は何を着たらいいの?」
と聞いています。
お母さまはため息をついて、
「なぜ自分で決めないのかしら・・・」
こんな未来にならないためには、
子どもの時から選択の自由を与えることが大切なのです。
たとえば、明日の天気は雨の予報です。
お子さんが着たい服と、お母さまが着せたい服はまるで違います。
こんな時はしっかりと明日は雨であり、
濡れたら汚れてしまうこと、
雨で体が冷えて風邪をひく可能性もあること、
などをきちんと説明しましょう。
その上でどちらを選ぶかお子さんに決めさせます。
どうしても自分が着たい服を選んだなら、
その思いを認めてあげましょう。
濡れて汚れるのも経験です。
うまくいってもいかなくても、
そこまでの過程を認めてあげながら、
いろいろなことを体験させてあげましょう。
ただ、子どもに選択の自由を与えるからといって、
なんでもかんでも好きなようにお子さんに選択させて良いかというと、
もちろんそうではありません。
テレビが見たいからと宿題もせずに
「テレビを見ることを選択します」
ではこまりますよね。
このようにならないためには、
ご家庭内でルールを決めておく必要があります。
このルールはお子さんと一緒に決めるのがコツです。
はじめは「テレビを2時間見たい」と言うかもしれません。
こんな時は頭ごなしに「ダメ!」と言うのではなく、
時間の使い方を教えるチャンスだと思って
「帰ってくるのは〇時、夕ご飯は〇時、寝るのは〇時、
だから自由にして良い時間は〇時間、この中で考えてね」
とお話ししてみてはいかがでしょう。
人に決められたルールは守れなかったとしても、
子ども自身が自分で決めたルールは守るもの。
これが責任を負うということであると教えてあげてください。
ルールを守ることで、責任感が身につき、
自立心も芽生えてきます。
自分で考え、自分で選択をし、
そして自分で責任をとれる、
そんな子どもにしてあげましょう!
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