1. お金の概念を育てよう!1⃣

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2022.07.29

お金の概念を育てよう!1⃣

お金の概念を育てよう!1⃣

夏休みに入り、お子さんと過ごす時間が増えていくと、

お出かけの機会や、買い物に一緒に行くことも多いと思います。

近年では、キャッシュカードや、電子マネー等が主流になり、

実際の現金を使うことが少ないご家庭も多いのではないでしょうか。

ただ、幼児期におさえておきたい日常生活で絶対に欠かす事のできない

10個の概念[=基礎概念]の中には、お金という概念があります。

この夏休みの機会に、お金の概念も教えてあげましょう。

 

少し上のお子様をお持ちの方は、自分で買い物をして金銭感覚を学ぶことができる

チャンスでもあります。

お小遣いをもらって、自分自身で管理をしていく、

子どもたちが金銭感覚を学ぶ上でとても大切です。

お小遣いについては、毎月決まった金額をあげるのか、

お手伝いをしてくれた時にあげるのかなど、

それぞれの家庭であらかじめルールを決めておくといいでしょう。

 

一般的に、お小遣いをあげ始めるのは小学生になってからが多いようです。

その理由として、

①「あれが欲しい、自由に買いたい」という意思が強くなる

②算数で千の位を学ぶので金額の把握が出来るようになる

などがあげられるようです。

与えたお金は自分で管理させ、欲しいものが高額の場合などは

お金を貯めて買うようにさせましょう。

良くない与え方は、欲しがる時に与える、

年齢に関係なく平均的に与えることです。

上の子も下の子も同じ額というと、上の子の不満が募ります。

ポイントは、お小遣いの額を年齢に応じて決めておく事です。

年齢に応じた額を決めておくと、

下の子は「自分もお兄ちゃんの年齢になったら、同じだけもらえる」

と納得してくれます。

 

また、高額な物を親が買ってあげるのも違います。

コツコツ貯める努力をしなくなります。

半分だけ手伝うなどをして自分で努力をさせましょう。

努力をして買ったものであれば愛着がわいて、

物を大切にする子に育ちます。

 

現代の子どもたちは、私達が幼少期の頃と比べて、

とても便利で、手軽に物が手に入る時代となっています。

物を購入する際、今は簡単にWeb上で決済できてしまいます。

便利である反面、実際のお金の感覚は、養うことができません。

物の価値感、金銭感覚、お金を得る、あるいは感謝、

そんなものが育ちにくい時代です。

ぜひ、実際のお金に触れる機会を作りましょう!

 

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