1. 手先を鍛えて人間力を高めよう!1⃣

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2022.07.27

手先を鍛えて人間力を高めよう!1⃣

手先を鍛えて人間力を高めよう!1⃣

生まれたばかりの赤ちゃんの手に指をそっと添えると、

ギュッと握り返してくれます。

これは生後間もない赤ちゃんが持っている原子反射の一つです。

この反射は生後4~5ヶ月まで続きますが、

これが消えるころには、自分の意志で物をしっかりと

つかめるようになっていきます。

 

自分の手をじっと眺めていたり、両手をしゃぶったり

という様子も見られるかもしれません。

自分に【手】という器官があり、どうやらこれは自分の意志で

自由に動かすことができるらしい、

ということに気づき始めているのでしょう。

 

自分の手を徐々に思い通りに操れるようになった赤ちゃんは、

「つかむ」という動作から、手に持った物を

「放す」「振る」「投げる」といったことや、

もう一方の手に「持ち替える」、小さなものを「つまむ」、

指先でボタンを「押す」、ふたを「回す」など、

その動きの幅をどんどん広げていきます。

 

よくする遊びでは、ティッシュを引き出してみたり、

ゴミ箱をひっくり返してみたり、

中身を放り投げるなどがあります。

こういった行動に、思わずため息が出てしまうこともありますが、

これは【童わざ】といって、悪気やお母様を困らせてやろう

という意図があってやっているものではありません。

成長過程における「実験」の一つであり、

知能の発達の表れなのです。

 

ですから、ケガをしてしまう恐れがある行動以外は、

赤ちゃんが自分で考え、実験をしているところなのだと理解し、

温かく見守ってあげましょう!

 

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