2022.07.25
表現力アップのためのちょっとした声掛けとは?
「オノマトペ」という言葉をご存知ですか?
オノマトペとは、擬声語・擬音語や擬態語のことです。
擬声語とは、人や動物の発する声を表現した言葉で、
犬の鳴き声を「ワンワン」、
ねこは「ニャーニャー」、
笑い声を「アハハハ」「ゲラゲラ」などと表すもの。
擬音語とは、 物の音を表現した言葉で、
チャイムの音を「ピンポーン」
救急車の音は「ピーポー、ピーポー」などです。
擬態語とは、 物事の状態を表す言葉 で、
「にこにこ」「さらさら」などがあります。
また、日本語では、心理状態を
「ヒヤヒヤ」「ムカムカ」「ビクビク」と表現したりもしますね。
「オノマトペ」の語源は、古代ギリシャ語の「onomatopoeia」で
「onoma(名前)」と「poiein(作る))を合わせて生まれた単語と言われています。
世界の言語にもあるオノマトペですが、
日本語は他の外国語に比べて、
非常にその数は多いそうです。
そして、日本語のオノマトペは、
一単語でも意味を持ち、
適格にその様子を伝えることが出来ます。
例えば、雨が降る様子を表す場合、
・雨がしとしと降る。
・雨がザーザー降る。
このような擬音語を使うことで、
雨がどんなふうに降っているのか分かります。
これを擬音語を使わないで書き表すと、
・細かい雨が降っています。
・雨が激しく降っています。
擬音語を使った方が、雨の降る様子が思い浮かび易いと思いませんか?。
先日、年長児のレッスンで生き物の鳴き声を尋ねたら、
カエル「ゲロゲロ」、
カラス「カーカー」、
猿「ウッキッキー」
と元気よく答えてくれました。
続けて、犬はと尋ねたら「ワンワン」
という定番から、
「遠吠えは、ワオーン だよ。」
と答えてくれるお子さんもいて、
表現の幅を広げていくために、
「オノマトペ」を多く見聞きすることは大事だと感じました。
生活の中にある様々な音を「オノマトペ」にして、
お子さんと言葉遊びをしてみてはいかがでしょうか?
表現力アップにつなげていきましょう!
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