1. バイリンガルを育てる英語の暗唱

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2022.07.09

バイリンガルを育てる英語の暗唱

バイリンガルを育てる英語の暗唱

「我が子には使える英語を身に付けてほしい。」

そう思う方は多いのではないでしょうか。

しかし日本の今までの英語教育では、

コミュニケーションに必要な

「聞く」「話す」という能力は

あまり重視されてきませんでした。

英語の4技能は「聞く」「話す」「読む」「書く」

であるのにも関わらず、この2つの技能は

学習の中心から追いやられていたのです。

 

この「聞く」「話す」の力を身につけるための

最大の効用を持つのが暗唱なのです。

七田式英語のレッスンの最後は、毎回暗唱の発表の時間です。

毎週1セクション、毎月1冊、1年12冊を暗唱し積み重ねることで、

以下の4つの力が付いていきます。

 

①文章を読解する力

②英語を理解する力

③発音とイントネーション

④聞き取る力

 

まず「文章を読解する力」ですが、

英語の文章に毎日触れることによって

英文の内容を理解する力が付いていきます。

次に「英語を理解する力」

暗唱した英文はもちろん、

日々CDやカードでインプットしている英語についても

理解する力が高まります。

また、「発音とイントネーション」にも変化が現れます。

暗唱する際には、まずCDの音源を聴いていきます。

そしてその通りに発音しようとすることで、

日本語にはない英語独特の発音とイントネーションに

慣れることができます。

最後に、もちろん「聞き取る力」も身に付きます。

繰り返しCDを聴き自分でも発音することで、

英語を正確に聞き取れるようになります。

 

この4つの力が身に付けば、コミュニケーションツール

としての英語の基礎は完成です。

最初はただ真似をするだけで、理解もせずに

暗唱することにどんな意味があるのか、

そんな風に疑問を感じる方もいるかもしれません。

しかしながら、暗唱するためにはひたすら音読することになりますが、

それは人間の潜在意識に深く記憶を刻むことができるのです。

現代では暗記中心の学習は悪とされる風潮もありますが、

江戸時代の寺子屋では子どもたちに古典の素読をさせていました。

ひたすら暗唱し覚える学習法のことです。

素読を行うと頭の質が変わり、

一度見聞きすると深い記憶の回路が開け、

理解と記憶がいっぺんに行われます。

これは右脳の自動処理機能を使った学習です。

右脳には高速大量記憶機能と高速自動処理機能があります。

これを使えれば、相手がどれほど速いスピードで話しても理解できます。

実際、語学の達人の勉強法は暗記によるところが大きいのです。

例えば、トロイの木馬で有名なトロイ遺跡を発掘した

シュリーマンは10以上の言語を話したそうです。

その勉強法が暗記なのです。

毎日1時間、大きな声で文章を音読して覚え、

教会の礼拝に通って、説教を一語一語口真似して覚えていました。

また、作文を書いて添削してもらい、

その文章もひたすら丸暗記していたのです。

暗唱の良いところは、文法の規則性も獲得できるところです。

 

頭の使い方を少し工夫するだけで、

英語を話すことがどんどん現実に近付いていきます。

ぜひ、英語の暗唱を積極的に行っていきましょう!

 

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