2022.01.16
図書館へ行きましょう
文部科学省の全国学力調査の分析によると、
「学校の授業で図書館を利用する」学校は成績の向上が顕著である
という結果が出ています。(平成20年度)
七田式でも、読書週間を身につけることが学力の向上につながることを
保護者様にお話しています。
では、読書の効果とはどのようなものでしょうか。
①文字読み文字書きが学力の土台となります。
➁読書週間が学習習慣の土台となります。
③知識の広がりや学ぶ意欲の向上につながります。
では読書を続けることで、どのような学習の効果の現われがあるのでしょうか。
まずは、活字に親しむことができます。
本のジャンルは何でも構いません。
絵本・図鑑・雑誌にも活字はあります。
活字を読むことに慣れれば、自分の好きなジャンルの本を
みつけることができるようになります。
同じようなジャンルの本でも、著者により異なった見方があるので、
さらに学びたいという意欲がわくようになるものです。
では、どのようにして環境を作るのが効果的なのでしょうか。
まずは近くにある図書館を活用しましょう。
そのためには図書館でのルールを知ることです。
そして守ることが大切です。
①騒がない
②本を丁寧に扱う
③飲食をしない
④返却日を守るなどです。
これらのルールは、図書館にいる人、本を借りる人のために決められたルールです。
そのことをお子様にきちんと伝えることが重要です。
ルールをきちんと守り利用することで、相手を思いやる気持ちや
社会性を育むことができます。
次に貸出期間を意識することが大切です。
一般的な図書館での貸出期間は2週間です。
この限られた期間で読むには、時間配分を考えなくてはいけません。
本を借りる冊数を自分なりに検討したり、借りた本の冊数から、
読書するペースを考えたりと、自分でコントロールすることが大切です。
貸出期間があることで、ペース配分を身につけることができるようになります。
また、さまざまな本に触れることが大切です。
図書館の本は、主に「日本十進分類法」で分類します。
「0類」(調べる本)
「1類」(心・考え方)
「2類」(歴史・偉い人の話)
「3類」社会
「4類」(算数・理科・生き物)
「5類」(工場・家庭科・環境・のりもの)
「6類」産業・交通
「7類」(音楽・図工・体育・あそび)
「8類」(ことば・国語)
「9類」(物語)
世の中の成り立ちがわかり、興味の範囲が広がります。
同じテーマの本でも、分類が異なれば、別の視点から書かれているので、
多角的に物事を見る力が付きます。
図書館は、自由に新しいジャンルの本にチャレンジできる場所です。
お子様だけでなく、保護者様も一緒に図書館に足を運び、
充実したと時間を過ごしてみてください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。