2021.12.28
真の厳しさで子育てを!
小さいときに厳しく育てることが大切といっても、
間違った厳しさは、かえって子どもの発達を妨げます。
しつけでいちばん大切なのは、
しつける側が自分に厳しくなければならないことです。
自分の思い通りにコントロールするために、
しつけをやってはいけないのです。
しつけが目指すところは、
子どもに自ら考え、自主的に判断し、率先して行動し、
強い意志を持って人生を切り拓いていく
心を育てるという事です。
決して、親の言うことをよく聞く子、
先生の言うことをよく聞く子というような、
教える側に都合の良い子に育てるために、
しつけがあるのではありません。
だから、子どもが反抗したときに、
それを力で押さえ込むようなしつけは
絶対にやめましょう。
子どもが反抗するのを見たら、
むしろ、
「ああ、この子も成長しているんだなぁ」
と思ってください。
具体的には、次のような成長があらわれた証なのです。
①子どもが親と違う自分自身の考えを持つように成長した。
②自分の考えを、態度や言葉であらわすことができるようになった。
③いくら叱られても、嫌なことは嫌、違うことは違うと
堂々と言える勇気を持つようになった。
反抗期は、子どもが成長するために必要なものであり、
親にとっても成長するための良い機会なのです。
だから親も、我が子が自分の思い通りにならないからと
感情的に怒るのではなく、
1つの立派な独立した人格が育っていることに喜びを感じ、
一方では親として、人生の先輩として、
間違っていると思うことについては、
きちんと伝えましょう。
そして、あらかじめ、
次のような"厳しくするためのポイント"を
明確にしておきましょう。
①我慢できる子にする、自分の感情のままに走らず、
自分をセーブできる子にする。
②社会のルールがわかる子にする。
人を傷つけること、人に迷惑をかけることがいけないとわかる子に育てる。
③自分の行動に責任を持つことができる子どもに育てる。
④目標に向かって根気よく粘る子どもに育てる。
子育てを楽しみながら、時に厳しさをもち、
子どもの成長を見守っていきましょう。
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