2021.11.14
ドッツの計算能力を高めましょう
今日は、なぜドッツが大切なのかをお話いたします。
私たち人間の右脳に秘められた能力の一つに、
「高速計算能力」というものがあります。
これはどんなコンピューターよりも速く、瞬時に複雑な計算の答えがわかる力です。
七田式ではこの力を「ドッツ」と言っています。
この計算力である「ドッツ」の力は、お子様の脳に元々組み込まれている能力です。
数や数式の読み上げと共にフラッシュして見せるという取り組みにより、
ドッツの能力が引き出されるのです。
また、ドッツの取り組みは、無意識に触れることで、数への親しみも育みます。
昔から「読み・書き・そろばん」と言われるように、時代はかわっても、
計算力は生活の基礎となるものです。
表の読み取りや、グラフの問題も、さらには高度な数学の問題を解くことができるのも、
正確な計算能力があってこそなのです。
ドッツを取りくむことで、高い計算力が育つだけでなく、
数への親しみやセンスもアップし、楽しく数学の授業を
受けることができるようにもなります。
では、どのようにドッツを取り組んでいくことが大切なのでしょうか。
その3ステップとして、
①ドッツカードを見せる。
➁数と数字のドッツカード・イメージドッツ・高度な計算の入力。
③ドッツプリントを行う。
「ドッツカードを毎日見せているのに、まったく成果が見えない」と、
悩まれている場合は、➁と③のステップが抜け落ちていることがあります。
「数と数字のドッツ」とは、ドッツ(量)と数字を結びつけるものです。
「イメージドッツ」とは、イメージの中で、ドッツを数字に変換させる取り組みです。
カードでドッツを見せていくことで、子どもたちは、
頭の中に自然とドッツが浮かんでくるようになります。
「13のドッツをイメージして」と言えば、頭の中のスクリーンに
13のドッツを出すことができるようになります。
しかし、実際の計算は数字で行います。
そのため、ドッツで見えているものを、数字に変換するステップが必要不可欠です。
それがイメージドッツなのです。
イメージドッツができるようになると、計算式の答えが自動的に
イメージで出てくるようになり、高度な計算でも答えが分かるようになります。
さらに③のドッツプリントをすることで、ドッツの計算力を定着させます。
何よりプリントで「書く」というアウトプットの作業をすることがとても大切です。
ドッツに限らず、右脳のイメージによる力を育てたら、
必ず左脳の「言う・書く」という作業で「表現」に繋ぐことが何より重要です。
ドッツ成功の秘訣は焦らずに比べることなく信じて見せ続けることです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。