2021.09.26
受け止めることが大切です
子育てに関して多くの方が悩まれているのは、
「理想と現実のギャップ」にあるのではないでしょうか。
それが生じる原因は、主に他のお子様との比較にあります。
一生懸命子育てしようという想いの現れではあるのですが、
お子様に対しても、親としての自分に対しても、そのままを受け止め、
リラックスして子育てをすることが大切です。
多くの方が子育てをする上で、「自分の子育ては本当にこれでいいのだろうか」
「間違っているのではないだろうか」と悩みながら子育てをしていると思います。
子育てへの想いや理想が大きければ大きいほど、
「理想とのギャップ」に悩むことになります。
それは、お子様への期待と現実のギャップであったり、
親としての自分の姿の理想と現実のギャップであったりします。
そのような多くの保護者様が悩まれる、子育てに関する「ギャップ」について、
考えてみましょう。
保護者様が、我が子にこうあってほしいという想いが強ければ強いほど、
お子様への期待と現実のギャップに悩むことが多くなります。
取り組みをきちんと行っているご家庭ほど、思うように結果が見えないことに
苛立ちや焦りを持つこともあることでしょう。
同年代の子どもと我が子を比べて、遅れている面にばかり目が行ったり、
同じ取り組みをしているのに、成果に差があることに気落ちするものです。
七田式には、「子どもの見方6つのポイント」というものがあります。
①短所をみない。
➁今の姿を出来上がった姿と見ない過程と見る。
③完全主義で育てない。
④比較しない。
⑤学力中心で育てない。
⑥そのままを100点と見る。
ご通室されている保護者様は既に何度も目にし、耳にしてこられたポイントです。
「十分わかっている」と思うかもしれません。
しかし、子育てが上手くいかないと感じている時こそ、
その解決策はこの「6つの見方」の中にあります。
ですので、何度でもお伝えさせていただきたいと思います。
わが子をよそのお子様と比較し、あれができない、これができないと、
落胆することほど無意味なことはありません。
多くの方が頭では理解しているように、全く違う人間であり、
成長した環境が違うので、同じような成長がないのは当たり前のことです。
お子様の短所と長所はコインの裏表と同じです。
「動作が遅い」のは「何事も丁寧」ということです。
「短期」なのは「負けん気が強く、自分に素直」ということです。
お子様の特徴を、保護者様の感情で捉われることなく、
どのように接すればお子様の心が動くかを、冷静に分析することが大切です。
「子どもの見方6つのポイント」を参考に子育てに役立てて頂けたらと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。