2021.08.22
個性をを育む子育てとは
今日はお子様のそれぞれの個性を育む方法をお話させていただきます。
皆様はお子様が何人いらっしゃいますか?
お子様が2人以上おられる方の悩みとして、よく耳にするのが、
「きょうだいなのに、どうしてこんなに性格が違うのだろう」です。
持って生まれたものもあると思いますが、「きょうだいであること」そのものも、
お子様の性格に大きな影響を与えます。
上のお子様の場合は、生まれた時は一人っ子であり、下のお子様が生まれると、
兄や姉という立場になります。
下のお子様は、生まれた時から、すでに上のきょうだいがいます。
3人以上の場合、間の子どもは、弟や妹でありながら、
兄や姉になるという立場になります。
そのため、同じ家族で育っても、心理的に受ける影響はそれぞれ異なり、
どれも性格形成に影響を及ぼします。
子育てでは、きょうだい同士を「比較しない」
親と子は、「1対1」ということが基本です。
「甘えさせるとき」はできるだけ個別に対応することが大切です。
おうちの方とその子しかいないという状況ができると、とても効果的です。
何人きょうだいがいても、「お母さん」「お父さん」は1人しかいないのです。
そのため、誰か一人が独占してしまうと、
他のきょうだいは嫉妬心を抱くものです。
他のきょうだいの眼を気にしなくてもよい環境で、
それぞれのお子様に2人きりの時間を満喫させてあげましょう。
注意をする場合は、自尊心を傷つけないよう、
やはり、2人だけの時に行ないましょう。
お子様の個性を育むには、その子の好きなことを知ることが何より大切です。
そのためには、お子様をきちんと見ることが欠かせません。
それは、ある一日、朝から晩まで見るというのではなく、
少しずつでいいので、毎日見るようにします。
すると、「最近興味を持っているものは、これだ」「これは飽きてきたみたい」
などという、お子様の心の変化が分かります。
「いつも見ている」と言われる方も、一歩深めて「観る」という意識で、
お子様の行動を見てください。
新しい発見があるかもしれません。
何よりお子様の中には無限の可能性が眠っています。
その可能性を実現させる扉の鍵は、お子様によりそれぞれです。
多くのことを経験させ、自分の好きなものに出会うお手伝いをしてください。
何よりもお子様の気持ちを大切にしてください。
そして、多くの体験をさせることがお子様の勇気を育むことに繋がります。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。