2021.07.25
見えないものを観る・感じることの子育て
今日は目に見えないものの大切さについてお話させていただきます。
目に見えないものと見えるもの。
私たち人間の目が行くのは、当然、目に見えるものですが、
子育てや、日常生活の人間関係などにおいても、大事にしたいのは、
目に見えないものの方です。
目に見えないものというのは、「心」や「気持ち」などです。
けれども、それらのことが大切と理解していても、
目に見える「子どもの今の姿」「取り組みの成果」などに目が向いてしまい、
それが保護者様の望む姿と違う時、イライラしたり、
トゲのある言葉をお子様に発したりしてしまうこともあると思います。
例えば、「ドッツの力が身についているかどうなのかわからない」
という悩みをお持ちの方がいらっしゃいます。
確かに幼児期に「高速計算力」が身についているかどうかは、
目で確認することができず、はがゆい思いもあるかと思います。
このとき、一番大切なことは、お子様の気持ちであることを覚えておいてください。
子どもが、ドッツカードに楽しく取り組めているかどうかを重視して頂きたいのです。
その気持ちは、よく見ると、お子様の表情に現れています。
じっと見ているようであれば、それはドッツを楽しんでいるといえます。
反対にそっぽを向いていたり、カードに触りたがったりしていれば、
それはドッツとは別のことに興味が向いているといえます。
目に見えない部分でも、見極めようとして観察していると、
見えてくるものがあります。
皆様は「波動」というものをどのように考えていますか?
「波動」とは目に見えませんが、実際には存在しているものの一つです。
例えば「あの人は元気がみなぎっているな」「優しそう」
などと感じることはないでしょうか?
これは、その人が発している波動を皆さんが受け取っているのです。
波動は、実は日常生活の中にあふれており、
誰もがその波動を感覚として受け取ったり、発したりしているものです。
また、その感覚を磨くこともできます。
人間関係や子育てにおいて大事にしたいのは、目に見えるものより、
「気持ち」「心」といった目に見えないものです。
観察力や感覚を磨き、お子様の気持ちや心をキャッチして頂きたいと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとございます。