2021.07.06
自己肯定感を育てよう!
お友達とすぐに仲良く遊べる子、
なかなか輪に入れず遊べない子、
その差はどうしてでてくるでしょう?
人間の心には、
「群れの心」と
「孤の心」があります。
「群れの心」は、他の人達と調和し、
仲良くしていきたいという心です。
このふたつの心は二層を作っています。
「群れの心」が中心にあれば、
その心は正常な心といえます。
ところが「群れの心」が誕生直後、
母親との接触を許されず満たされないと
「孤の心」がそれにとって代わり、
心の中心を占めます。
そのような子どもは、もはや群れを求めることをせず、
孤の殻の中に閉じこもってしまいます。
子育てでいちばん大切な原点は、
子どもに愛情を伝えてくださることです。
母親の愛情をうまく受け取っていない子どもは、
心を開かず、中心に孤の心を持っています。
このような子どもは、自分の存在に自信が持てない、
存在感のない子どもになってしまいます。
存在感のある子どもは自己の存在に自信を持ち、
心を開いて他の子ども達との社交を求めます。
それが心の仕組みなのです。
「群れの心」は胎児期に母親から充分言葉をかけてもらい、
愛情を伝えてもらうと理想的に育ちます。
胎児期に母と子のコミュニケーションが必要であることを
知らなかった場合、生まれた赤ちゃんは心が満たされず、
「孤の心」を育ててしまうというケースもあります。
誕生時の接し方で「弧の心」を植え付けてしまうこともあります。
出産後、赤ちゃんを直ちに抱いてあげ、
顔を見つめ、愛情の言葉をかけてあけると、
赤ちゃんの心は喜びに満たされ、
「弧の心」ではなく「群れの心」がその時点で育つのです。
自分は母親に愛されている、
母親に喜びを与えている、
自分は必要とされている人間なのだという思いが、
その子の存在感を育てるのです。
自分の存在に自信を持つ子、
つまり存在感のある子ども、
従って他の子どもと同調できる、
「群れの心」を持った子がこうして生まれます。
不幸にも「弧の心」を持っている子どもは、
もう取り返しがつかないのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。
今からでも子どもを「認めて、ほめて、愛して、育てる」
という子育て法にきりかえれば、
子どもは直ちに自分の存在感に自信を持つようになり、
「弧の心」を開いて「群れの心」を持つようになります。
するとみんなと心を開いて遊べる子に変身してしまうのです。
存在を認め、たくさんほめて、愛して育てていきましょう!
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