2020.03.03
良好な親子関係について
私たちが生きていくうえで、他者との関わりは不可欠なことです。
大部分の大人は、人との関わりの中で働いています。
一人の人の力を1とすると、人間同士が関わってチームとして働く場合は
1+1が2になるのではなく3や5、時には10になることもあります。
それは、人はそれぞれ得意なことが違うからです。
お互いに補い合って大きな力を発揮できるということなのです。
人の力を合わせると、大きな仕事ができる一方で、
その分の人間関係をうまく処理する能力が必要となるのです。
では良好な人間関係を築き、そして維持していくためには、
どのように力を身につけていけばよいのでしょうか。
人生で、最初に軽い小競り合いになるのは兄弟です。
子どもが兄弟のなかで学び取ることはたくさんあります。
まずは「がまん」を覚えます。
兄弟が多ければ多いほどがまんをしなければばらないことが多くなります。
人と、関わっていく中で、すべて思いどうりに進むことはありません。
その場面では、自分の思いを抑え、相手の気持ちに寄り添う力が必要になります。
幼いうちから、場面に応じてがまんをして、
それでも譲れないことは意見をいいながら成長をしていくのです。
そうすることで、大人になってからも他者とのかかわりが柔軟に行動できるようになります。
とはいえ、現代は、一人っ子のご家庭も多くなりました。
そういう環境であれば、人間関係の能力は磨こうと
努力しないと身につけられないものです。
保育園、幼稚園など同年代の子どもとの関わりを意識してあげましょう。
ケンカをして泣いたり泣かせたり、時にはけがもあるかもしれません。
そういったことも全部人間関係を築くための経験になっていくのです。
そして人間関係の基本は家庭にあります。
親子関係が良好な関係が築けるように、親がしっかりとリードしてあげましょう
すると子どもは、他の人たちとも同様の関係を築くことが出来るようになります。
気持ちよい間柄を親子間に築くために日々のあいさつ、
「おはよう」
「こんにちは」
「ありがとう」
「おやすみなさい」
親も子どもにあいさつや、おれいをしっかり伝えましょう。
子どもを尊重することが大切です。
「あなたのことを大切に思っているよ。尊重しているからね」
と態度で示してあげましょう。
円滑な人間関係を築くことが、楽しい人生を送れます。
上手にわが子を導きましょう。
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