2020.02.27
自分の意見を言えますか?
もうすぐ2月も終わりですね。
七田式の教室では、毎月最後の週は
「発表の週」となっています。
自己紹介(お名前、お誕生日、好きな食べ物、将来の夢など)や、
詩の暗唱、記憶法で覚えたことなどを、クラスみんなの前で
元気に発表してくれます。
最初は、「恥ずかしい」と思う子もいます。
声が小さくなってしまう子もいます。
けれども、毎月発表していくうちにだんだん上手に自分の思いを
伝えられるようになっていきます。
今、世の中が必要としている、自分の意見をきちんと発信し、
周りの人に理解してもらう、そんな力にも繋がっていくと思います。
小学校受験をした子どものお母さまから下記のようなお話を聞きました。
「いつも自己紹介をしたり、発表をすることに慣れているので、
面接でも元気に返事をして、聞かれたことにもしっかり答えることが
出来ました。」と、うれしいご報告をいただきました。
日頃から、子どもたちにいろいろな質問をして、
「考える」「考えさせ続ける」ことが大切です。
ご家庭で「イエス」や「ノー」だけで済んでしまうような
会話を多くしていませんか?
たとえば、
「ごはん食べる?」
「歯を磨いたの?」
「おもちゃ片付けてね。」
これでは、子どもは考えるのが面倒になり、
簡単な返事のみの発信になってしまいます。
もっと子どもが、具体的な内容や意見を言わざるをえないような質問をして
会話を広げていきましょう。
ちなみに質問上手、聞き上手な親は
子どもの作文の力も伸ばしていきますよ。
そして、小学生くらいになったら、家族でディベートを
してみるのも楽しいと想います。
七田式教室の小学部(高学年)ではディベートも取り組んでいます。
たとえば、ゴミの収集は有料?無料?どちらが良いか意見を言います。
その理由と、反対意見の人が言いそうな理由も考えます。
それに対抗できそうな意見も用意して最終的に自分の考えを決めます。
筋道を立てて考え、発信する力がついていきます。
子ども達がのびのび意見を言える環境、考えさせる環境、
大事にしていきたいですね。
今月の子ども達の発表も、わくわく楽しみにしている私たちです。